FC2ブログ

スポンサーサイト

--.--.--.--.--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

千葉県児童養護施設虐待事件

2014.09.11.Thu.07:33
千葉県船橋市にあった児童養護施設『O園』は、1946年に戦災孤児のための施設として開設された。

1952年には、社会福祉法人恩寵園の認可を得て、児童福祉法に基づく児童養護施設となる。
しかし、1995年8月に児童相談所に「児童虐待が行なわれている」という匿名の電話があり、問題が表面化する。

同年10月に、千葉県及び児童相談所による調査の結果で虐待の事実が確認され、児童相談所及び県児童家庭課が指導することになった。

金属バットや木刀で殴る、乾燥機に入れる、足を包丁で切る、男児の性器を切りつける、強姦など児童養護施設とはかけ離れた虐待が明らかになった。

翌年の1996年には、入園中の子供たちが児童相談所に逃げ込む集団脱走事件も起こった。

しかし園長らは、自分は知らなかったと責任逃れをする。この態度に納得できない関係者は、辞表を提出して辞職した。

―廃園か継続か―
1997年5月には、衆議院本会議でO園の虐待問題が取り上げられる。

関係者らは傷害・強制猥褻・強姦などの罪で1999年から2000年にかけ逮捕された。園長は傷害で懲役8ヶ月、園長の息子は強制猥褻で4年の実刑判決を受けた。

2000年2月、園長を含む全理事が辞職する。同時に社会福祉法人恩寵園が休園の申入があり、県は了承したが、「O園の子どもたちを支える会」と弁護士が休園撤回要請し、3月には、O園の存続が決定した。

2007年12月20日、一部の元園児が民事訴訟を行なったが、第1審の千葉地裁は、親が引き取った時点から時効の期間計算が進行するとして、損害賠償請求を認めなかった。

一方虐待行為が不法行為に該当することは認め、10万円~80万円の支払を本来的には児童養護施設を設置することが県の事務であることから千葉県に対し命じた。なお、園及び園長に対する賠償責任は国家賠償法の適用を受けるとされたため認められなかった。
関連記事
コメント

管理者のみに表示
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。