デヴィッド&キャサリン・バーニー連続殺人事件

2014.10.31.Fri.19:23
オーストラリア南西部の港湾都市フリマントルに住むデヴィッドとキャサリンは10代の頃からの恋人同士だった。しかし、2人で侵入窃盗を働き、逮捕されて離ればなれになった。
出所後、それぞれが別々に結婚し、キャサリンには5人の子供が生まれたが、やがてデヴィッドと運命の再会を果たす。そしてキャサリンは子供を捨てて、既に離婚していたデヴィッドのもとに走ったのである。

デヴィッドは小柄で貧弱な男だったが、異常に性欲が強く、1日に少なくとも6回は射精しないと治まらないセックスマシンだった。その矛先はなんと弟にも向けられたという。

こんな男の性欲をキャサリン1人で満たすことは不可能だった。そこでキャサリンは、デヴィッドの強姦に積極的に協力したのである。それは二人の生活を保つ唯一の手段であった。

―最初の犠牲者―
女子学生だったM(当時22歳)は、デヴィッドが広告に出していた中古のスペア・タイヤを買うためにデヴィッドの家を訪れた。彼はMと応対するうちに次第に欲望を抑えきれなくなり、ナイフで脅して強姦した。キャサリンはそれを止めることはなく、横で淡々と眺めていたという。

このままMを解放すれば、二人はまた強姦罪で刑務所生活に逆戻りしてしまう。そこでグレン・イーグルの森の中にMを連れて行き、再び強姦した後、絞殺した。そして手足を切断し、地中に埋めた。

その2週間後、女性ヒッチハイカー(当時15歳)が運悪くデヴィッドたちの車を停めた。デヴィッドは彼女のことを、お気に入りのおもちゃを貰った子供のように気に入って、何度も何度も強姦した。それを見たキャサリンが彼女に嫉妬し、自ら絞殺した。

―過激になる犯罪―
彼らとは顔見知りだったスチュワーデス(当時31歳)がガス欠で立ち往生しているとき、デヴィッドたちが通りかかった。デヴィッドは彼女をいたく気に入って、3日に渡って強姦し続けた。キャサリンはまたもや嫉妬し、早く殺すべきだとデヴィッドを焚きつけた。仕方がないのでデヴィッドは彼女を絞殺した。

4人目の犠牲者はコンピューター・オペレーターの女性(当時21歳)だった。デヴィッドは2日に渡って強姦し、その後森の中に連れて行き、再び強姦する。セックスの最中にデヴィッドは果物ナイフで2度刺したが、彼女は死ななかった。側で強姦行為を見ていたキャサリンはデヴィッドに大型のナイフを手渡す。デヴィッドはそれを彼女の首に突き刺し、止めを刺した。

―セックスマシンの終焉―
1986年10月6日の昼下がり、オーストラリア南西部の港湾都市フリマントルでの出来事である。スーパーマーケットにいきなり半裸の少女が駆け込んで「強姦された」と涙ながらに訴えた。彼女が監禁されていた場所は、デヴィッド・バーニーとその妻キャサリンの家だった。

事情聴取された二人は、抵抗するどころかあっさりと容疑を認め、やがて4件の強姦殺人を自供したのだった。その日の夕方には犠牲者を埋めた場所に捜査官を案内し、呆れるほどのスピードで事件は解決したのである。

捜査を進めるうちに、この事件が通常の強姦事件とは異なり、夫の性欲を満たすために妻のキャサリンが強姦に積極的に加担し、協力していたことが明らかになった。これには捜査官も呆れるしかなかった。
バーニー夫婦は法廷でもすべてを認めて、共に終身刑を宣告された。

2007年に、彼らは仮釈放の申請資格を得るが、裁判長はこのように付言した。
「彼らは永久に刑務所から釈放されるべきではない」
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